スーパー戦隊とは?

日本で最初の特撮ヒーローは誰でしょう?広い意味で言えば月光仮面やマグマ大使など一杯のヒーローが映像世界のニッポンを救ってくれました。でも特撮ヒーローの大御所といえばウルトラマンですよね。昭和40年代の子供達はウルトラマンの活躍に魅了されたものです。時を近くして仮面ライダーの登場。そして秘密戦隊ゴレンジャーと続くわけですが、このゴレンジャーの流れを汲んでいるのがスーパー戦隊なのであります。

原作は仮面ライダーと同じ石ノ森章太郎氏で後に制作も同じ東映です。仮面ライダーは以前毎日放送系(TBS)での放送でした。しかしこのスーパー戦隊は長く続いていますが(昨年で30周年)一貫してテレビ朝日(ENT)系での放送です。また原作は後に八手三郎氏になりましたが、この人は架空の人物であり東映の企画者集団の総称とのことです。

ゴレンジャーの後、別表に示すとおり数々のヒーローが登場しましたが、特徴は、ウルトラマンや仮面ライダーと違い5人±2人の集団で戦います。流儀も決まっていて、敵を倒す前に口上があったり、最終兵器は必ずヒーロー全員で武器を抱えて放射するとか一定の法則があるようです。また共通のコンセプトとしてとして毛利元就の3本の矢宜しく全員の心を一つにすること、強い意思と勇気を持つことを説いているようです。

スーパー戦隊シリーズが浸透してきたのは100%勧善懲悪のストーリー及び完全無敵のかっこいいヒーロー像が幼稚園〜小学生に受け入れやすいことも去る事ながら、近年では若手のイケメン俳優を起用し、視聴対象の母親世代までアピールしたことでしょうか。現在活躍されている、永井 大、金子 昇、玉山 鉄二などがその例です。また私を含む父親達は、女性ヒーローの露出の高さにやはり見てしまうというのも忘れてはいけません。ちなみに女優でスーパー戦隊より輩出された方はさとう玉緒、来栖あつ子などです。また近頃では、有名な俳優を積極的に起用し、おぼつかない新人俳優を強力にサポートしています。奥山公延、石野真子などはレギュラーとしてシリーズを大いに盛り上げてくれました。

スーパー戦隊の歴史
1975 秘密戦隊ゴレンジャー
1977 ジャッカー電撃隊
1979 バトルフィーバーJ
1980 電子戦隊デンジマン
1981 太陽戦隊サンバルカン
1982 大戦隊ゴーグルファイブ
1983 科学戦隊ダイナマン
1984 超電子バイオマン
1985 電撃戦隊チェンジマン
1986 超新星フラッシュマン
1987 光戦隊マスクマン
1988 超獣戦隊ライブマン
1989 高速戦隊ターボレンジャー
1990 地球戦隊ファイブマン
1991 鳥人戦隊ジェットマン
1992 恐竜戦隊ジュウレンジャー
1993 五星戦隊ダイレンジャー
1994 忍者戦隊カクレンジャー
1995 超力戦隊オーレンジャー
1996 激走戦隊カーレンジャー
1997 電磁戦隊メガレンジャー
1998 星獣戦隊ギンガマン
1999 救急戦隊ゴーゴーファイブ
2000 未来戦隊タイムレンジャー
2001 百獣戦隊ガオレンジャー
2002 忍風戦隊ハリケンジャー
2003 爆竜戦隊アバレンジャー
2004 特捜戦隊デカレンジャー
2005 魔法戦隊マジレンジャー
    
   

 
私と特撮ヒーロー

私は幼少時代あまり特撮ヒーローに興味がありませんでした。興味を起こす環境でなかったと言った方が正確だと思いますが、親があまり見せたがりませんでした。まぁ幼稚園などで話に入れる位は見せてくれたと思うのですが、グッツも買ってくれませんでしたし。それよりも私自身車に興味を持ち、何台もミニカーを購入してくれたので、親も特撮ヒーローまではいらないと思ったのかもしれませんね。そして時は過ぎ、私にも2人の息子が生まれました。長男は小さい頃は私と同様車に興味を示し、どこへ行ってもミニカーを欲しがりました。しかし幼稚園に入った頃から特撮ヒーローに興味を示し、それまでこつこつ集めたミニカー400台は、とうとう隅に追いやられ今ではデカレンジャーなどのヒーローもののおもちゃがハバを効かせるようになりました。当然テレビも見るわけで、そうすると親も付き合うわけで、それじゃ今まで見ていなかったものをビデオで見ようとなる訳でどんどんと生活の中に入り込んできたわけです。今では、スーパー戦隊のほかさまざまなヒーローに興味を示してはいますが、子供達の生活リズムの関係上、スーパー戦隊と仮面ライダーを中心に見ているためこのサイトもこの2つが中心となります。

子供への配慮

一説には、ヒーローモノを良く見る子供は見ない子供に比べ、すぐに暴力を振る傾向にあるようです。私も2人の子持ちですので心配するところですが、勇気、団結という点では学んでもらいたいのですが、やはりすぐに暴力をふるう子供では困るので、それを念頭において教育しなければと思いました。できれば、アンパンマンのように戦うことへの”痛み”という点も戦隊モノにいれてもらいたいですね。でも教育は親が基本。しっかりとモノの分別をつけられるようにしたいと思います。




  協力 スーパー戦隊クロニクル
      スーパー戦隊ネット(東映エージェンシー)
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